約 147,320 件
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1019.html
依頼主 ナビィ 出現条件 2012/6/14からのイベント「天地修復とジョカの願い」開始時 クリア条件 6/18 12 00 までに 以下の神様を解放するフッキ 成功報酬 ジョカ&フッキ写真ジョカ様とフッキ様の限定写真※期間内に受け取れなかった場合は無効となります。 依頼時 中国山脈のフッキ様を解放してくれませんか?ジョカ様が行方をとっても気にしているみたいなんです…。 クリア時 ありがとうございます!実はお2人ってとっても仲がいいらしいですよ。こんなに仲良く写真にうつるなんて、どんなご関係なんでしょうね…?ナビィも聞いてみたいです~!
https://w.atwiki.jp/overmass/pages/662.html
キャラクターLv上限解放 Lv150までキャラクターLvを強化した★5覚醒キャラのLv限界突破が可能 2024年8月13日にLv160まで解放 解放には新たな素材『神域に至る宝珠』が必要 神域に至る宝珠【力】 神域に至る宝珠【技】 神域に至る宝珠【速】 神域に至る宝珠【知】 神域に至る宝珠【心】 解放に必要な素材の入手方法 混沌領域で入手可能 現状は上記の混沌領域のみ 今後入手方法は増えていく模様 Lv上限解放後のステータス Lv上限解放/力タイプ Lv上限解放/技タイプ Lv上限解放/速タイプ Lv上限解放/知タイプ Lv上限解放/心タイプ
https://w.atwiki.jp/deckheroes/pages/63.html
種族 レア度 名前 HP 攻撃力 待機 コスト スキル1 スキル2(レベル5) スキル3(レベル10) 入手場所
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/3123.html
依頼主 ナビィ クリア条件 4/22 12 00 までに 以下の神様を解放するソーマ 成功報酬 上質な月の霊酒月の力を宿した霊酒。その中でも純度の高いものを厳選した一品。神々の力の源になるという。 依頼時 魔神戦ガチャの魔神にとらわれているソーマ様を解放してあげてください! クリア時 ありがとうございます!ソーマ様はお薬を司る神様だそうです。実はナビィもあまり知らない不思議な神様なのですが…きっとお力を貸してくださいますよ!
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/2351.html
依頼主 ナビィ 出現条件 2013/05/10 17 00以降 クリア条件 5/22 12 00 までに 以下の神様を解放するアルル 成功報酬 骨付き肉の盛り合わせ骨付き肉をこんがり炙ったものを盛り付けた。肉の旨みがよくわかる、シンプルな味付け。 依頼時 魔神戦ガチャの魔神にとらわれているアルル様を解放してあげてください! クリア時 アルル様を開放してくれてありがとうございます!アルル様はエンキドゥ様の生みの親だとか!芸術を愛する神様なんですよ~!
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1126.html
依頼主 ナビィ 出現条件 2012/7/12のメンテナンス後 クリア条件 7/26 00 00までに以下の神様を解放するネフティス 成功報酬 イシス&ネフテイス写真イシス様とネフティス様の限定写真 ※期間内に受け取れなかった場合は無効となります。 依頼時 魔神戦ガチャの魔神にとらわれているネフティス様を解放してあげてください!※プレゼントの限定写真は、イシス様を解放した際のプレゼントと同じものです クリア時 ありがとうございます!妖艶な夜の女神様ですね!たくさん仲良くなるとドキドキしちゃうかもですね!
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/2228.html
依頼主 ナビィ 出現条件 2013/4/11 18 00以降 クリア条件 4/22 12 00 までに 以下の神様を解放するソーマ 成功報酬 上質な月の霊酒月の力を宿した霊酒。その中でも純度の高いものを厳選した一品。神々の力の源になるという。 依頼時 魔神戦ガチャの魔神にとらわれているソーマ様を解放してあげてください! クリア時 ありがとうございます!ソーマ様はお薬を司る神様だそうです。実はナビィもあまり知らない不思議な神様なのですが…きっとお力を貸してくださいますよ!
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/3431.html
中国の軍事 / 中国人民解放軍五大戦略区 / 人民解放軍〔言葉で検索〕 / 中国軍事委員会 / 空母「遼寧(リャオニン)」 / J-15(殲撃15) /094型原子力潜水艦 / 孫子 / 人民解放軍病院 / 国防動員法 ................................... 羅援(ら・えん)少将 / 中国分裂 瀋陽軍区 北京軍区 蘭州軍区 済南軍区 南京軍区 広州軍区 成都軍区 北海艦隊 東海艦隊 南海艦隊 【中国人民解放軍五大戦略区】※mono.--現在中国は五大戦略区への再編を急いでいる。 ● 中国人民解放軍〔Wikipedia〕 七大軍区・三大艦隊 (Wikipedia) 瀋陽軍区 北京軍区 蘭州軍区 済南軍区 南京軍区 広州軍区 成都軍区 北海艦隊 東海艦隊 南海艦隊 +七大軍区:分布図 ● 中国人民解放軍海軍〔Wikipedia〕 ■【資料として】 共産党人民解放軍のまじめな分析 「浮世風呂(2013.10.30)」より (※ 詳細はブログ記事で) 【習近平】 ■ 習近平国家主席に乗っ取られる中国-親衛隊化する人民解放軍 「万国時事周覧(2017.9.2)」より / 【中国権力闘争】「私兵集団」形成に邁進する習近平氏 中枢粛清で軍掌握、腹心を抜擢 今秋の10月18日に開催が予定されている中国共産党全国大会を前にして、習近平国家主席の人民解放軍掌握の動きが活発化してきております。本日も、胡錦濤前国家主席や江沢民元国家主席の系譜に連なる将官を規律違反の廉で更迭し、軍幹部を自らの子飼いのシンパで固める人事を行ったと報じられています。人事の刷新と云うよりも、これは、まさに粛清です。 習主席が個人独裁体制の樹立を目指していることは、誰の目にも明らかです。実のところ、個人独裁を確立する手法は、昔も今も然して変わりはありません。20世紀初頭の知の巨人であったマックス・ヴェーバーは、‘カリスマ的軍事君主’が登場する手段として、“自己専属の有給親衛隊を従えること”を挙げており、親衛隊という暴力手段を手にすることが、独裁的な支配体制確立の第一歩としています。歴史を振り返りましても、紀元前6世紀に古代アテネに登場した僭主ペイシストラトスは、“棍棒隊”と呼ばれた親衛隊を結成して権力を握り、13世紀に世界帝国を建設したチンギス・カーンも、征服事業と並行して早々に己一人を守るための近衛部隊を結成しています。20世紀の親衛隊といえば、ナチスのSSがよく知られていますが、共産党の“赤軍”も基本的には党を守る親衛隊です。 (※mono....中略、詳細はブログ記事で) / 中国共産党は、国民が心から願ったからではなく内戦において武力勝利したが故に中国の統治権を掌握したのであり、中華人民共和国が建国された日は、共産党という外来のマルクス思想を奉じる政治団体に中国が乗っ取られた日とも言えます。そして今日、中国は、習近平主席という一私人によって、再度、乗っ取られようとしているように見えるのです。 ★ 中国、軍中枢の4人拘束・更迭 習近平氏、強引な権力掌握 党内闘争激化で異常事態 「goo-news[産経新聞](2017.9.1)」より / 【北京=西見由章】中国人民解放軍の首脳が「規律違反」の疑いで相次ぎ拘束されたことが1日、分かった。共産党筋によると、軍の統帥機関である中央軍事委員会では前海軍司令官の呉勝利氏(72)ら3氏が拘束され、他に1氏が更迭された。同委メンバー11人のうち4人が排除されたことになる。極めて異例な事態であり、習近平国家主席(共産党総書記)の進める強引な権力掌握をめぐり党内闘争が激化しているとみられる。 +続き 軍の規律検査機関による拘束が判明したのは、呉氏のほか、前統合参謀部参謀長の房峰輝氏(66)、中央軍事委員会政治工作部主任の張陽氏(66)。事実上の身柄拘束となる「双規」を通告されたという。 中央軍事委員では、空軍司令官の馬暁天氏(68)も同日までに更迭が確認された。 中央軍事委のメンバー以外では、張氏の部下で政治工作部副主任を務めた杜恒岩氏(66)が、やはり規律違反の疑いで拘束されている。拘束や更迭された幹部は、いずれも上将(大将)の階級だった。 呉氏は、海軍トップの司令官を2006年から約10年間にわたり務めた。この間、中国海軍は外洋への進出を積極的に進めた。 房、張、馬の3氏は胡錦濤前国家主席に近く、軍内の「胡派」の中心人物とされる。中央軍事委主席を務める習氏が、軍内で胡氏の影響力排除を図ったとみられる。 中国では、共産党の最高指導部メンバーが大幅に入れ替わる5年に1度の党大会が10月18日に開幕すると発表されたばかり。7月には習氏の後継者候補の一人として名前が挙がっていた孫政才前重慶市党委員会書記が解任、失脚に追い込まれていた。 共産党内では、胡氏が影響力をもつ共産主義青年団(共青団)派、江沢民元国家主席グループが、主流の習派に対立してきた。 ■ 今年こそ、戦争を! 「二階堂ドットコム(2017.1.29)」より (※mono....「人民開放軍」関連記事のみ転載。太字はmonosepia) / いろんな人と話してて気づきましたが、中国人民解放軍は、単なる共産党の私兵なんですよね。国軍じゃないから、国際交戦協定や各種条約で捕虜として扱わなくても良い。テロリストと同じ扱いなので、拷問もOK。人道的な扱いの必要がない。ゴキブリと同じ。 ■ シナ人民開放軍からタレコミ 「二階堂ドットコム(2016.7.13)」より / 「日本やアメリカに勝てるわけない。攻撃命令が出ても、向かうのは小部隊だろう。みんな戦争に行きたくない。アメリカや日本なら安心だが、中国政府なんて全くあてにならない。」と。ま、そりゃそうだ。 !7月12日南海仲裁案如若引发战争,不管你在哪里路遇军列、军车、部队运输车、导弹车、军机,战舰、航母、补给舰,勿拍照、录小视频发到互联网,你的无意动作就泄漏了军事机密,严重者也许你会被送上军事法庭,法律可不管你是有意无意,爱祖国请为国保密。请传递 ■ 中国軍、腐敗堕落の実態 こんな軍隊が戦えるのかね? 「帝国政府声明文 安濃豊(2016.1.12)」より / ★ 【矢板明夫のチャイナ監視台】中国軍精鋭のはずの「ロケット軍」 その驚くべき腐敗と軍紀の乱れ… 「産経ニュース(2016.1.12)」より / 習近平指導部が推進する軍改革で、ロケット軍が新たに発足されたことを日本メディアは大きく報じた。しかし、厳密にいうと、発足ではなく、いままで第2砲兵とよばれていたミサイル部隊の名称を変更しただけだった。予算や定員の変更に関する発表はなく、戦力がどれだけ増強するかは未知数だ。 実は、この第2砲兵は中国軍の中で最も軍記が乱れ、汚職などが横行している部隊といわれている。ロケット軍設立のニュースを聞いて、2年ほど前、およそ3日間行動を一緒にした元軍人の話を思い出した。この元軍人は、出張先の河北省で雇った白タクの運転手で、第2砲兵部隊の青海省の基地で4年も勤務した。雑談の中で、軍現場での状況をいろいろと教えてくれた。その腐敗ぶりにびっくり仰天した。 元軍人は高校時代、喧嘩で同級生を怪我させたため学校を退学させられた。彼の将来を案じた父親は親戚中からお金を借り、5万元(約90万円)を地元の軍人募集担当役人に送り、彼を軍に入れた。 「楽なところにしてくれ」と父親が頼んだため、ミサイル部隊に配属されたという。その後計4年間勤務し、最後は班長にはなったが、退役する前、上司から「20万元を払えば、軍付属の大学で研修を受けさせ、その後小隊長にしてやる」といわれた。しかし、金が足りなかったため、諦めざるを得なかった。 +続き 彼によれば、軍の中で昇進するのに、連隊長や大隊長、中隊長などにはすべて相場があるほか、功二級、功三級などの栄誉もすべて金で買える。金でポストを買えば、そのポストの権力を使って金儲けができるシステムになっているという。 彼は班長に過ぎないが、それでも多くのおいしい思いをしたという。彼の班はほかの部隊駐屯地から遠く離れる石油タンクの警護するのが任務だった。定員は12人だが、実際はその半分の6人しかいなかった。意図的に定員割れの状況にしている。毎月12人分の生活物資が届き、余ったものを地元の牧民に売ることができるからだ。例えば、市販で一袋200元の米を150元前後で売り、軍用の靴や靴下なども人気が高く飛ぶように売れたという。 「不正について上司は何も言わないのか」と聞くと、「私たちは袋ごとで売っているが、上司はトラックごとで売っているからお互い様だ」と言った。 彼が所属する部隊の副連隊長が、連隊長になるのに100万元を使ったが、一年で投資を回収できたという。儲ける方法はいくつもあるが、最も金になるのは羊の放牧だという。連隊長はミサイル基地のなかの膨大な草原を管理していた。空気が新鮮で青草も豊だが、軍事部門のため当然外部の人間は立ち入り禁止だ。 連隊長は基地の中での放牧を特定の牧民に許可を与える。その代わりに自分の羊を管理させる。例えば、ある牧民は百匹の羊があれば、連隊長は自分の分としてさらに百匹を与え、面倒を見てもらう。環境の良いところで放牧できるため牧民も喜ぶ。このような牧民を10人見つければ、毎年1000匹分の羊を収入が得られる。地元の牧民の10倍の年収に相当する。 彼は部隊で4年間、最も好きだった仕事は基地内の巡回だという。青海省は冬虫夏草とよばれる貴重な漢方薬の産地だ。キノコの一種で、免疫力アップ、精力増強の効果があるといわれる。2センチほどの小さなものでも1000元近くの値段もするという。近くに住む牧民はよく冬虫夏草狩りのために基地に入ってくる。警らする兵士たちはそうした牧民たちが帰るタイミングを見計らって彼らを捕まえ、冬虫夏草をすべて没収することが目的だ。 彼は基地の外へ必死に走って逃げる牧民の後ろから発砲して重傷を負わせたこともあったという。「勝手に軍の施設に入ってきたわけだから、こちらには発砲する権利がある。牧民は射殺されても文句は言えない」と笑いながら言った。ただ、牧民から奪った冬虫夏草の半分以上を、小隊長、中隊長などに上納しなければならないことになっている。 この運転手の話に衝撃を覚え、ほかの数人の軍関係者に話し感想を聞いたが、誰も驚かなかった。ある陸軍関係者は「よくある話だ」と聞き流した後、「軍の中の腐敗が最もひどい部分は新兵訓練の部署だ」と指摘した。 班長や小隊長は新兵に対し賄賂を強要することが横行しており、10元を渡してタバコに買いに行かせ、90元のおつりを要求する。同じ日に何回も買いに行かせる。おつりを持ってこなければ殴る蹴るの暴行を加えること日常茶飯事だという。 新兵の中で最初に班長になるのは、広東省や上海市など豊かな地域の出身者で、訓練中に“事故死”するのはほとんど河南省や貴州省など貧しい地域出身の兵士だというジンクスがあるという。理由は実に簡単で、広東省など出身の兵士は実家から送金してもらい上司に賄賂を送ることができる。これに対し河南省の兵士にお金がないから上司に撲殺されたあと「事故死」にされるからだという。 習近平政権は近年、軍内で反腐敗キャンペーンを展開して、元制服組トップを含めて多くの将軍が失脚した。しかし、軍関係者は「あれば権力闘争にすぎない。誰が上司になっても一緒で、現場で全然よくなっていない」と証言する。中国人民解放軍は、すでに首脳から下士官まで腐敗が進み、組織的に機能不全に陥っているのが実態のようだ。 【日米中関係】 ★ 「米国追随なら日本に未来ない」 「ロイター(2015.5.11)」より / 【北京共同】中国人民解放軍系のシンクタンク「中国国際戦略学会」の軍幹部が今月5日、自民党の高村正彦副総裁ら超党派訪中団との会談で「米中の新たな形の大国関係の中で、米国の後だけについていくのなら日本に未来はない」と述べていたことが10日、日中関係筋の話で明らかになった。 発言について関係者は、安倍晋三首相とオバマ米大統領の首脳会談で強化された日米同盟に反発し、日本に米中いずれかの二者択一を迫る思惑だと語った。経済だけでなく安全保障でも米国に代わってアジアを主導しようとする習近平指導部が日米分断を狙っていることの反映といえそうだ。 ★ 「中華イージス」が演習で敗北!?・・・「撃沈」させたのは旧式艦=中国メディア 「msn.news-サーチナ(2015.2.26)」より / 「中華イージス」と呼ばれる蘭州級駆逐艦(052C、ミサイル駆逐艦)である「鄭州」が、中国人民解放軍海軍が2014年12月に行った演習の開始直後に、旧式艦に“撃沈”されたことが分かった。中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)が報じた。 蘭州級駆逐艦は米海軍のイージス艦ほどではないが相当に高度な指揮・統制システムを備えており、「中華イージス」などとも呼ばれる。14年12月の演習では、ブルーとレッドの2艦隊に分かれ、互いに「撃破」を目指した。詳しく紹介はされていないが実弾を用いたのではなく、相手艦に対して一定の「絶対有利な条件」を満たした場合に、「撃沈」を承認されるルールによるものと考えられる。 「鄭州」を“撃沈”したのは、1994年就役の「哈爾浜(ハルビン)」。「鄭州」の就役は13年12月で、約10年古い艦に“撃沈”された。「鄭州」はレッド艦隊の旗艦で、レッド艦隊全体としても装備面ではるかに優れていたという。 演習終了後、「鄭州」の艦長は、逆探知を恐れてレーダー使用を控えていたところ、“攻撃”を受けたと認めた。さらに、もしも空母戦闘群など大きな艦隊として行動場合なら、レーダーの不使用はありえないと説明。また、防空機能が十分な艦は「鄭州」だけで、旗艦の安全確保も不十分な状態だったと説明した。 「鄭州」を撃沈した「哈爾浜」の艦長は、「ブルー艦体は、まずは頭脳が優勢だった」と説明した。 ***** ◆解説◆ 中国軍はとりわけ秘密主義の傾向が強い。ただし形骸化している面もあり、多くの人が目撃して画像などをインターネットに投稿した事故でも、正式発表では事故発生地点を「某基地」などとすることが多い。 しかし2000年ごろからは、「どのような目的」で発表したのか、理解に苦しむ情報公開も出てきた。2009年には、ソマリア沖での海賊対策のために出動した中国艦隊で、多くの将兵が船酔いに苦しんでいるとの報道があった。 「苦労する軍人さん」を紹介したかったとも考えられるが、中国国内でも「大丈夫か?」との声が出た。同件については船酔いしたのは陸戦隊の将兵とされたが、2013年には航空母艦の遼寧の乗組員も、外洋に出た際に多くが船酔いしたとの情報が出た。 上記の「中華版イージス艦が演習開始直後に旧式艦に撃沈された」事態も、旧指揮官の艦長の優秀さを強調する効果があったとしても、「新鋭艦があっけなく撃沈」との情報に国民が不安を感じ、軍の威信が低下する恐れがある。情報を公開した意図は、やはり不明だ。(編集担当:如月隼人) (イメージ写真は「CNSPHOTO」提供、駆逐艦「哈爾浜」の写真) ■ 中国は700機のステルス戦闘機を導入、東シナ海をめぐって日米韓のF-35に対抗する可能性 「日々のストレス溜まりまくり(2014.10.1)」より (※ 前略、詳細はブログ記事で) / エンジンの排気熱モロばれだろw ってか700機もどこでどうやって 素材や部品調達する気だよw もう妄想の域を超えた話だわwww 空中給油機もまだ足りない 空母もそもそも運用できるかどうかも不明w 沿岸基地から日本まで飛んで空戦なんかできねーよw 一から十まで妄想でしかないだろw まぁ飛ばなきゃ見えないし レーダーにも映らないから あながちウソでも無いんだろうけどな www 【中国】 ■ “文民統制”が効かなくなりつつある中国人民解放軍 「門田隆将オフィシャルサイト(2014.6.27)」より (※ 前後略、詳細はブログ記事で) / かつて国家主席でもなく、党主席でもなかった鄧小平氏が、この「軍事委員会主席」の座だけは最後まで手放さず、最高権力を振るいつづけたことが思い出される。だが、石平氏は、その主席の地位にはない人民解放軍総参謀長である房峰輝氏を「習近平氏を脅かす第一の人物」として挙げたのである。 房峰輝氏は、中国共産党中央委員会の委員であり、党中央軍事委員会委員でもあり、さらに中国人民解放軍総参謀長でもある。すなわち軍人としては最高の地位にある(階級は「上将」)。なぜ房峰輝氏が注目されるのか。それは、中国とベトナムとの紛争について、アメリカでおこなった「発言」にあった。 「中国の管轄海域での掘削探査は完全に正当な行為だ。外からどんな妨害があっても、われわれは必ずや掘削作業を完成させる」。5月15日、訪米中の房峰輝氏が記者会見で語ったこの言葉にこそ、その秘密が隠されていた。 石平氏の言葉を借りれば、「ベトナムとの争いが始まって以来、中国側高官が内外に“掘削の継続”を宣言したのは初めてのこと」であり、「一軍関係者の彼が、政府そのものとなったかのように“掘削の継続”を堂々と宣言するのは、どう考えても越権行為以外の何ものでもない」という。 人民解放軍を率いる房峰輝氏のこの発言は、「もはや怖いものがなくなった」、すなわち完全に習近平を脅かす存在となった、というこの見方は注目される。 石平氏は、房氏が習主席主宰の「中央財経指導小組(指導グループ)」の会議に出席していることも指摘する。人民解放軍は、国の経済運営には関与しないのが原則であり、軍の幹部は本来、中央の「財経会議」に顔を出すようなことはない。 しかし、すでに房氏は“堂々と”習主席主宰の「財経会議」に出席し、さらに“堂々と”アメリカにおいて、中国とベトナムとの紛争について、「国際的な宣言」をおこなうほどになっているのである。 ■ 天安門事件リーダーが語る“人民解放軍の弱点と真の姿”とは 「浮世風呂(2014.1.11)」より (※ 長文です。副題のみ掲載。詳細はブログ記事で) / ★「中国人民解放軍がめちゃくちゃ弱い!」理由 ■防空識別圏の設定は日本にとって大チャンス!? ◆ソマリアの海賊に負けた【中華人民解放軍の実力】 ◆「国内不安を反日行動にすり替え」宮崎正弘氏が占う14年の中国 ◆中国の経済大国化の、影で動く英国とオランダ ◆【謀略大陸中国】中国では小学生も買収、謀略当たり前! 学級委員長の座、寮のベッド… ◆中国の空母には5つの弱点がある。中国紙 ◆業を煮やした中国の「防空圏」設定は総崩れ招く可能性も ◆中国、なんと防空識別圏を監視する方法自体がないらしい!!人民解放軍の基地から尖閣周辺までレーダーが届かず、当然スクランブルも不可能…何のために設定したんだか ◆フランスもロシアも技術供与を拒否 ーーーーーーーーーー ■ パクリすぎで鼻つまみ者になった中国軍の最新戦闘機は解放軍も受け取り拒否した“プラモデル” 「Nifty News[SAPIO2013年2月号](2013.2.14)」より / 東アジアから米軍を追い出さんとする勢いの中国人民解放軍だが、その実力は本当に周辺諸国の脅威たるものなのか。軍事ジャーナリスト、清谷信一氏が人民解放軍の兵器技術力を分析する。 (※ 詳細はサイト記事で) ■ 大圏航法も防空識別圏も知らぬバカ 「ネットゲリラ(2013.11.29)」より / むかし、米軍と自衛隊と中国海軍で共同演習しようという事になったんだが、中国海軍だけがなかなか来ない。おかしいなぁと調べたら、中国海軍は大圏航法を知らなくて、メルカトル地図に線引いてそれに沿って来たので、遠回り、遅刻しちゃいました、という笑い話があるんだが、大圏航法というのは、日本では高校で学ぶ程度の知識なんだが、あの国では海軍の軍人ですら、知らないらしい。もともと海洋民族ではないから、そんなもんか。で、今回の防空識別圏もそうで、今まで防空識別圏を設定してなかったので、防空識別圏というのがどういうモノか、誰も知らなかったらしい。それで、領空と勘違いして、宣言すれば自国の領空になるものだと、侵犯したら勝手に撃墜してもいいものだと、ホンキで信じ込んでいたらしいというので、無知は恐ろしいですw なんか、戦争強い弱い以前に、人間としての教養、基礎教育が出来てないですねぇw (※ 後略) 【094型原子力潜水艦】 ■ 中国の近海からでも米国本土に核弾頭装備の弾道ミサイルを撃ちこめる能力を持つというこの潜水艦の配備 「株式日記と経済展望(2013.9.4)」より (※ 前半大幅略、詳細はブログ記事で) / 中国の核ミサイル原潜は、アメリカの極東の軍事力を無力化するものであり、アメリカ軍は自発的に極東から撤退していくだろう。そうなった場合日本の防衛はどうすべきか、中国の核の傘に入るか、自前で核保有国となり、日本も核ミサイル原潜を保有して中国に対抗していくべきだろう。問題はアメリカがそれを認めるかどうかですが、在日米軍の引き揚げと同時に日本の核武装を認めるかもしれない。戦略的にはそこまでの想定はしておくべきだ。 ■ 《不気味な中国の動き!》 「水間条項(2013.4.18)」より 中国は、瀋陽軍区の解放軍を丹東など北朝鮮国境沿いに集結しています。 数年前、北朝鮮軍の将校クラスが多数中国へ脱走したことがありますが、彼らは瀋陽軍区に配属され、いざ事あれば解放軍を前線で指揮して北朝鮮を制圧する先頭にたつためだったのです。 現在の北朝鮮の状況は、金正恩が全権をコントロール下に置いている訳でなく、何かのきっかけでクーデターが勃発する可能性があります。一部夕刊紙が、ボストンのテロを金正恩の顔写真を使用して金正恩がやったように誘導しています。これは、いろいろな見方もでき外国の関与が明らかになったら、米国はその国へ報復の戦争を始めます。 いずれにしても、北朝鮮が米国と矛を交えれば、一週間で制圧されることくらいは承知の事実です。 実際、北朝鮮が倒れて困るのは、直接、米軍と国境を接することになる中国であり、ここにきて中国は本気で現北朝鮮体制を倒しに来ています。 中国が理想としている北朝鮮は、北朝鮮から命を狙われて中国が守っていた金王朝の長男の金正男を傀儡に、親中政権を策していることでしょう。 (※ 後略) 【レーダー照射事件】 / 【尖閣諸島問題】 ■ 正念場が来た、今:隠蔽されたナチス中国の軍事的野望を正視する 「蓬莱の島通信ブログ別館(2013.2.20)」より (※ 長文記事のため、抜きメモ。詳細はブログ本文で。) / 米軍が空中警戒管制機投入 中国機警戒で日米連携 中国軍の戦闘機に米海軍のP3C哨戒機と空軍のC130輸送機が執拗(しつよう)に追尾されたことを受け、米空軍が今週に入り、東シナ海上空に空中警戒管制機(AWACS)を投入したことが17日、分かった。 / 2012年4月に発生 中国海軍によるP-3Cロックオン事件を再現NEWS ポストセブン 2月15日(金)7時6分配信 / アンカー、青山さん解説!中国軍の開戦行為(ロックオン)は民主党時代もやっていた! これは武器使用の軍事行動の初期段階であり、発射するという次の段階にいかなかったので自衛隊に損害が出なかったというだけのことである。ナチス中国は明確に軍事的侵略意図を示していることを、日本市民は認識するべきである。 / 中国軍、挑発を再開 戦闘機が領空接近 尖閣には監視船も 小野寺防衛相の発言に反発か2013.2.11 01 37 (1/2ページ)[尖閣諸島問題] / 「尖閣買う日本」を買い始めた台湾 産経新聞 1月26日(土)21時8分配信 日台間の経済協力といえば、これまでは日本から台湾への投資が主体だった。しかし協議の行方が注目される鴻海(ホンハイ)精密工業とシャープの資本提携をはじめ、台湾の大手銀行、中国信託商業銀行(台北市)による、首都圏を地盤とする第二地方銀行の東京スター銀行(東京都港区)の買収の動きも表面化したように、最近は台湾から日本への投資も注目を集め始めている。台湾を中国市場進出の足がかりとしたい日本の思惑に対し、経済を軸に中国との関係を改善し、中国市場で成功した企業が増える一方で、対日関係強化でリスク分散し、バランスを保ちたい台湾。双方の思惑が絡みあっている。 ★ 艦載機が空母の離着艦に成功 わが国海軍が飛び立つ(2)=中国 「サーチナ(2012.11.26)」より 艦載戦闘機J-15が25日、中国初の空母の甲板上で離着艦の訓練に成功した。艦載機の離着艦の成功は、中国の空母計画が重要な一歩を踏み出し、「遼寧」が正真正銘の空母になったことを示す。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。 ◇J-15の作戦半径は700キロ 戦闘機J-15は中国が独自設計・開発した初の艦載多用途戦闘機であり、着艦に成功したという情報は、外国メディアの同戦闘機の性能に対する推測を再び引き起こした。英BBCは、中国メディアからの情報として、中国初の艦載多用途戦闘機J-15は制空・制海などの作戦任務を行うことができ、多種の精密誘導兵器を搭載し、長距離攻撃と昼夜兼行の作戦能力を備えると報じた。 「ニューヨーク・タイムズ」は軍事専門家の言葉を引用し、中国のJ-15は先進的な自動誘導ミサイル、ホログラムディスプレイ、対艦攻撃能力を持つレーダーなどの先進的な武器を備えると報じた。J-15は射程400キロに達する対艦ミサイルYJ-62も装備する。 中国が国産のデジタルスキャン式のフェーズドアレイレーダーを独自開発すれば、同戦闘機はステルス性と妨害対処能力を備えるとともに、巡航ミサイルを追跡し、打ち落とすこともできるという。 イスラエルの軍事誌は、J-15は、空対空ミサイルと空対艦ミサイルを搭載できると見ている。西側メディアは、燃料積載量と装備荷重を減らすことを前提に、スキージャンプという離艦方式を用いたと同時に、給油機によって作戦半径は700キロになると推測した。(完結)(編集担当:米原裕子) ■ 【中国軍】軍の高級幹部1080名が引退、移動 「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より ● 胡錦涛は中国人民解放軍には八つの弱点があると指摘 ■ 人民解放軍の“商売” 「佐藤守のブログ日記(2012.9.17)」より ところでこの国?の軍隊だが、本質的に軍閥の流れを汲んでいて、国民軍でないことはもちろん、今回も3派で争ったように、まとまらないことと、彼らの関心は、軍事よりもお金であるのが特徴である。 昨日入った情報では、イランがマレーシアの秘密港に運んで隠匿している数百万バレルの原油を、中共の国有石油貿易会社に販売したが、この広東の企業(珠海振戒公司)は軍がバックについた“企業”だとか、いやバックは国務院だといわれている。要するに国家としてではなく、軍や党が直接“企業”形態をとっているということらしい。 イラン原油を輸送した船舶は税金逃れと国籍を隠ぺいするためパナマの国旗を立てているらしいが、マレーシアで原油を積み替えたタンカーの中の1隻は、大連に向かっていて17日に入港するというが、空母用の燃料にするらしい。 しかし台風で今日中にはたどり着けないだろう。他の3隻(600万バレル以上積載)の行く先は不明だという。 18全を控えて緊張が高まる中、反日デモを誘導し、国際的関心をここに引き付けておきながら、裏ではちゃっかり金儲け、という図式で、軍らしい隠密かつ迅速な手配に、一部メディアは怒っているらしい。 .
https://w.atwiki.jp/mikoryu/pages/227.html
【グループ名】エジプト解放戦線 【活動地域】アフリカ 【神話体系】エジプト神話など 現在は世界から断絶した状態となっているエジプトの奪還を目標に掲げる団体。 所属する巫女は主にエジプト神話の神性を宿している。 彼女たちは彼らの「帰りたい」という声がよく聞こえるらしい。 メンバー ザヘリ ビスビス レアム=クレンペラー スィン ケセナ=テテシュメリ サフラン=ハルマッタン ヘゼナトゥトゥ ユミナ=マトムール ダムラ・アルビール ムラド ザフィーラ・アル=ジャッラーフ ララ•デュルク•パシャ シャムス・バフール イルマク・アクデニズ オズレム・アクデニズ メルテム・アクデニズ フェリハ・アクデニズ 協力者 ネフェルティア=イチイタウイ サヌラ セネム 一部メンバー同士・関連人物間のコメント Case:ケセナ=テテシュメリ ザヘリ うむ、あまり他人の話を聞かないメンバーの中ではダントツで素直な性格なので非常に助かっている。機会こそ少ないが水中戦において無類の強さを発揮してくれる。来たるヘリオポリス奪還作戦の際は是非ともナイル川北上ルート班の中心に据えたい。 ビスビス 言うことを聞いてくれない猫。やはりいつも話題に挙げるダムラがいないと御し切れんな。いっそのこと好きにやらせるくらいが丁度いいのか?とりあえずマタタビをやるから落ち着いてくれ。 レアム=クレンペラー 宿す神性に恥じない優れた戦士だ。単独行動が多く、やや協調性に欠けるが権能によって見た結果に従ってのことなのだろう。まったく、どこまでも掴みどころのない気ままに吹く風の如き女よ。 スィン 真面目で忠実だがよく吠える犬。規律を重んじ、自他を律しようとするが融通の効かないところが偶に傷だな。ビスビスとはお互いにもう少し柔らかく接するように。獣でなく人間ならまず先に話し合いだろう。 サフラン=ハルマッタン グループにおける問題人物筆頭。正直、ずっと『イリーガル・パニッシャーズ』に繋がれていてほしかったが殊勲を上げて戻って来てしまうとは。お互いの神性からして相性は良くないことはわかっている。命を狙うのは結構だが、迂闊に背中を曝す気は無い。 ヘゼナトゥトゥ 一番付き合いの古いメンバーだな。平時は余裕ぶった態度を取るくせに、怒らせるとあらゆる手段を用いて報復を行うから割と面倒臭い。敵なら恐ろしく味方ならば心強い。「魔女」とはそういう生き物だからまーじょーがない。……今のは中々面白かったんじゃないか? 番外 ネフェルティア=イチイタウイ 我々の前に時折姿を現すネフティスの巫女。『モノリス』に属することと私と同じ『臨界者』であることを残して素性は不明だが、エジプト奪還に協力する気はあるらしい。しかし、所詮は巫女狩りの巫女。信用せず利用できるだけ利用させてもらう。 ザヘリ 何なんだコイツは?我々を援護するかと思えば、何も言わずに去っていく。一時期『イリーガル・パニッシャーズ』にて共に行動していたサフランなら何か知っているのか?……いや、期待はできないか。うーむ、全てが謎である。 CASE:ザヘリ ケセナ=テテシュメリ リーダーが存在シナイ『エジプト解放戦線』にオイテ暫定的な纏メ役。合理的カツ自分を含メテメンバー全員を「駒」トシテ扱ッテイル所が少シ苦手。戦闘が絡マナイ場面ではオカシナジョークを飛バシタリスル面白イ人ナンダケレドネ。 ビスビス 己のヤリタイコトに従ッテ自由に振ル舞ウ姿はアル意味で誰にも靡カナイ気高サを感ジサセル。ダケドザヘリは知ッテイル。一見自分勝手に行動シテイルヨウで、実際は自分と同ジ境遇の子供達を生マナイタメに戦ッテイルコトを。言ッタラ照レ隠シで引ッカレソウダカラ言ワナイケド。 レアム=クレンペラー 心に壁を作ッテモスリ抜ケルヨウに距離を詰メテキテ、誰とデモスグに打チ解ケテシマウ人。コノ前背中に乗セテモラウ形で遊覧飛行サセテモラッタ。鳥にナッタヨウで中々に楽シカッタ。今度は一緒に水中散歩デモドウ? スィン 空回ルコトも多イケド、巫女トシテの使命感の強サはグループの誰ヨリも強イ。ザヘリは村に仕送リをスル、イワバオ金のタメに巫女をヤッテイルカラ眩シク映ル。報ワレルベキナノは彼女のヨウな人間。 サフラン=ハルマッタン 何トモ難シイ人。イツモ何カを渇望シテイル様子は剥キ出シの刃物か飢エタジャッカルミタイ。ソノハングリーサは見習ウ所が有ルトハイエ、触レレバ切リ裂クヨウナ在リ方はアマリにも危ウイ。満タサレル日は来ルノダロウカ? へゼナトゥトゥ 享楽主義で謎ダラケの魔女。イツモ笑ッテイルクセに何を考エテイルノカヨクワカラナイ。ザヘリの村では「魔女」は恐レラレル存在ダッタ。ヒョットシテ怖イ人?デモコノ前オ菓子クレタシナ……。今の所は白寄リのグレーとイウコトにシテオク。 CASE:レアム=クレンペラー ケセナ=テテシュメリ 合理的で容赦無い軍人みたいな奴。私の地元では軍が幅を利かせて威張り散らしていたから、似た匂いがして最初は正直苦手だったんだよ。まぁ、実際に付き合ってみたら周囲がイメージする程お固くはないが、かといって優しくも甘くもない。そんでもってユーモアセンスは壊滅的。そんな感じの評価で落ち着いたな。うん。 ザヘリ お互いに気になったことにのめり込むタイプだから気が合う。いつかヨーロッパの大学に進学して離れちまうのは寂しいけど、夢の為なら仕方がない。精々残された時間でたっぷり思い出作ろうZE☆ ビスビス 素直じゃないにゃんこ。反抗期ってヤツ?まぁ、あれくらいの年頃なら多少斜に構えてた方が健全ってもんよ。私もそうだったし。でも寂しさ拗らせて撫でてほしくなったらいつでも来な。地元の野良達で鍛え上げたゴッドハンドがアンタを天国へ導いてしんぜよう。 スィン からかえばからかう程ムキになるから、ついつい面白くってちょっかいかけちまう。悪いとは思ってはいるんだよ?いや、ほんと。それはそれとしてほれほれー、フリスビーだー取ってこーい!………………マジで取りに行くのか。なんかゴメン……。 サフラン=ハルマッタン 「気に入らない」とは言っても、何だかんだ決して「嫌い」とは言わないんだよな。本当に嫌いだったら無関心を装って見ないふりをしてしまえばいいのに。でもそんな行儀の良いマネなんてできず、ついつい感情を燃やしてケンカを売ってしまうアンタの生き様、私は結構「好き」だぜ? へゼナトゥトゥ いっつも何か企んでるっつうツラしてるが、まぁ私達を何らかの危険から遠ざけるためなんだろうな。本質的には心配性で自分の近くにあるものが失われることを恐れてると見た。だとしたらもう少し信頼してほしいモンだが。強いんだぜ私達?アンタが思っている以上に。 CASE:サフラン=ハルマッタン ケセナ=テテシュメリ 気に入らねぇ!気に入らねぇ!気に入らねぇ!お前は特に気に入らねぇ!その面構え!自信!態度!全部が気に入らねぇ!だからテメェをぶっ◯す為に地獄から戻って来たぜぇ……!オレ様に怯えろ!慄いて震えやがれ! ザヘリ お前はいいよなぁ……。オレ様と違って。向上心を持って努力をするのが人として正しく当たり前のことですって信じて疑ってねぇからなぁ……。だが世間にはオレ様みたいに他人の足を引っ張って自分と同じレベルまで落とさなきゃ自尊心を守れねぇクズが山程いやがる。精々気を付けな。 ビスビス 可愛げの無ぇ猫だ。ま、こんなあからさまに辛気臭ぇ女に近づこうとしねぇのは賢明だな。オレ様は少しでも自分よりも優れているヤツを見ると嫉妬せずにはいられねぇ……。どれだけ深い仲だったとしてもな。だから今くらいの距離感が適当だ。これ以上は、寄るな……。 レアム=クレンペラー 人のパーソナルスペースに土足で入り込むんじゃねぇ馴れ馴れしい……。見透かしたような目をしやがってよぉ……。オレ様はただ気に入らねぇ輩が気に入らねぇままでいるのが我慢ならねぇだけだ。だから、わかった気でふざけた講釈垂れてんじゃねぇ。ケセナの次はテメェってことを忘れんな害鳥野郎。 スィン 青臭い正義感を振りかざす犬っころ。だが「正義」ってのはまず強くなきゃいけねぇ。勝てそうな相手だけを選り好みして噛みつくような去勢済みで終わりたくねぇだろ?だったら鍛えろ。オレ様のようなクズ共をまとめてぶっ飛ばせるくらいにな。 へゼナトゥトゥ ある意味でわかりやすいオレ様よりも、身内の為ならば良かれと思って平気で手を汚すテメェの方がよっぽどドス黒くておっかねぜぇ魔女がよぉ……。軋轢の火種だというのに今の所排除されてないのを見るにオレ様もその「身内判定」に含まれているってかぁ?けっ、つくづく気に入らねぇ……。『エジプト解放戦線』はテメェのくだらねぇお人形遊びの箱庭じゃねぇんだよ。 CASE:へゼナトゥトゥ ケセナ=テテシュメリ いつからかは教えられないけれど、ずっと昔からのお友達。懐かしいわね。故郷を奪われて散り散りとなってしまったエジプト神話の神々達の名残を追い求めていた日々が。そしてようやくここに集った。さぁ、喪われた2000年の空白を取り戻しに行きましょう。あなたと妾、メンバーのみんながいればきっと成し遂げられるわ。 ザヘリ 妾の玉座が気になる?いやね、全く歩けないというわけではないのよ。昔負った傷のせいで少しばかりぎこちないだけで。でも、心配しないで。陸海空の移動はおろか、リクライニング及びマッサージ、突撃装甲モード、音楽再生・録音、その他便利な機能がてんこ盛りなんだから!是非座ってみてちょうだい!病みつきになるから! ビスビス 猫は好き。古来から魔女のお供だもの。みんなは我儘具合に振り回されているけれど、慣れると意外と扱いは簡単よ。向こうから何かアクションを仕掛けてきたら全力で撫で回す!喉ゴロゴロ!尾骶骨トントン!この連続コンボでイチコロよ! レアム=クレンペラー どこまでも自由でありなさい。あなたの未知への踏破を諦めないその生き方こそが妾達『エジプト解放戦線』の理念であり象徴よ。……っと、イシスのせいかしら?ついついこの子に対しては母親目線で接してしまうのよね。イケナイイケナイ。 スィン 素直で真っ直ぐな女の子は好きよ。魔女として導き甲斐があるもの。チチンプイプイで着飾ってあげたくなっちゃう。……それにしてもワニに猫に犬にハヤブサ。うちのグループ、まるで動物園みたいね。野性味溢れるアフリカらしいっちゃらしいけれど。 サフラン=ハルマッタン 不器用な子。刑期を満了したら他のグループに移籍するなりソロ活動するなりすればよかったのに、態々戻ってきたのはつまり「そういうこと」でしょ?どう言おうと『エジプト解放戦線』であるうちは誰であろうと身内よ♥あなたはイヤでも妾にとってはそうなの。だから世話を焼かせてちょうだいな。
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/358.html
解放(3) ◆LuuKRM2PEg ◆ 「ガ……ガアアアァァァァァ……」 鴨子溺泉の効果によってアヒルとなった志葉丈瑠は、痛む身体に鞭を打って起き上がる。 荒れ狂う風によって、小さくなったこの体はいつの間にか一条薫の腕から離れていたが、そんな事はどうでもいい。 この場には、これまで何度も苦しめられてきたあの筋殻アクマロが姿を現した事の方が、遥かに重要だった。奴は、続くように現れた白いドーパントと共に電撃を放っているので、やはりこの殺し合いに乗っている。 相羽シンヤによって腕を砕かれてこの身がアヒルとなる前だったら、何の躊躇いも無くアクマロを斬ったが、今はどうしようも出来ない。響良牙が両手に奇妙な苔を塗ったおかげで怪我は治ったが、こんな姿では戦えなかった。 例え人間に戻れたとしても、ガイアメモリも剣も手元に無いのではどうしようもない。ただ、一方的に嬲られるだけだった。 (それに……俺なんかが今更、彼らのような者達と共に戦う資格があるわけない……ゴミにも劣る俺なんかが) シンヤの言葉が心に深く突き刺さっていて、丈瑠の枷となっている。 生きる意味を失いたくないと言う理由だけで人斬りに走って、まだ若い少女の暁美ほむらや自分に協力してくれたパンスト太郎を殺した。そして、無二の親友である梅盛源太すらも裏切った。そんな自分に何かをする資格など、ある訳がない。 いっその事、このままアクマロ達の雷で焼かれてしまった方が、彼らの為になるのではないか……失意のあまり、丈瑠はそう思うようになってしまう。 (姿は違うが、シンケンジャーと全く同じだな……彼らの在り方は) そして、アクマロとドーパントを相手に戦う村雨達の姿が、丈瑠にはシンケンジャーと重なって見えてしまった。 かつてはシンケンレッドとなって外道衆から人々を守る為に剣を持ち、人の世を守る為に戦っていた。それなのに今は、八つ当たりに等しい身勝手な感情のまま他者を斬って、その報いとしてこんな姿になってしまっている。 だけど、ここにいる彼らはこんな自分すらも守ろうとしていた。 (どうして、俺なんかの為に彼らが傷付かなければいけないんだ……俺など、救う価値は無いというのに……俺は、彼らに何をしてやればいいんだ?) もしも少し前の自分だったら、彼らが傷付く姿を見ても何とも思わなかったかもしれない。しかし今は違う。愚か者でしかない自分の為に誰かが傷付くのは、この心が耐えられなかった。 (あいつの持っているお湯さえ使えば……だが、俺は……!) 目の前に放置してある良牙のバッグに入っているポットのお湯さえ使えば、すぐ元に戻れるだろう。だが、そこから何をすればいいのかがまるで分からなかった。 震える両手でポットに触れたが、そこから進まない。ここにいる者達と同じ人として生きていいとは思えず、丈瑠の手は動かなかった。 「おい、君! 大丈夫か!?」 迷いと罪悪感に支配されている中、一条が駆け寄ってくる。 そして丈瑠の小さな体を、ポットごと持ち上げた。 「ここは危ない。彼らが心配なのは分かるが、今は俺と一緒にいてくれ!」 そのまま彼は、戦場から遠ざかるように進む。 丈瑠は移動による振動を感じながら、戦いの場に目を向ける。そこで戦っている良牙達は稲妻を上手く回避しているが、そこから攻撃に入れていない。ドーパントの力によって生まれる突風が、三人の動きを阻害していたのだ。 やがて風圧に負けたのか、キュアブロッサムと良牙の身体が軽く吹き飛ばされていく。一方で、仮面ライダーと思われるゼクロスという赤い戦士に変身した村雨良は踏み止まっているが、それを狙ったかのようにアクマロは稲妻を放った。 ゼクロスは呻き声を漏らしながらも、必死に耐えている。風と稲妻を前にしても、倒れる気配は見えなかった。しかしそれでも、長時間受けていては危険かもしれない。 (あいつは俺の怪我を治してくれた……なのに、どうして傷付かなければいけない? あいつに、そうされなければいけない理由でもあるのか?) 自身を気遣ってくれたゼクロスが苦しむのが、あまりにも不条理だった。そして、彼を苦しめるアクマロ達への憤りが湧き上がっていく。 やがて、丈瑠の中である気持ちが芽生えていった。ここにいる皆の力になりたいと。剣を持てなくても皆の為に何かをしたかったが、やはりどうにもならない。 そんなもどかしさが胸中に広がっていくのを丈瑠は感じる。その直後、彼はアクマロが掌を向けて来たのを、一条の腕の中で見た。 (アクマロ……まさか、俺達を狙っているのか!?) その推測を証明するかのように、アクマロの視線はゼクロス達ではなくこちらに向けられている。白いドーパント達が三人の相手をしているからだろうか。 恐らくアクマロは戦えない自分達から先に殺して、ゼクロス達を動揺させようとしているのかもしれない。そうなっては例え彼らとて、嬲り殺しにされる恐れがある。戦いの中で技と力以上に重要となる場合がある心を崩されては、危険だった。 だが、ゼクロス達とアクマロの間に数メートル程の距離がある。数歩分だが、それでもアクマロの攻撃を邪魔するには遠すぎた。 もしもこの状況でアクマロがこちらに雷を放ったら、一条もろとも焼き殺されるだけ。 (まずい……せめて、一条薫だけでも!) 罪の無い一条が外道の犠牲になるなど、あってはならない。そう思った丈瑠は迷わずポットのお湯を、己の身体にかけた。 すると、アヒルだったはずの身体は一瞬で元に戻る。シンヤとの戦いで服を失っているので全裸となっているが、羞恥よりもまた人間になったと言う驚愕の方が強かった。 だが、視界に強い光が入った瞬間、丈瑠は一瞬で我に返って胴体を抱えていた、一条の両腕を振り払う。そのまま振り向き、全力で彼の身体を突き飛ばした。 「君――!」 驚愕で目を見開く一条の言葉は、轟く雷鳴によって遮られる。 一体、何を言っているのだろうか。そんな疑問が芽生えた直後、丈瑠の身体は稲妻に貫かれる。 それも一度までならず、丈瑠を焼き切るとでも言うかのように連続で襲いかかる。すると、彼の見る世界はほんの一瞬で白に染まってしまった。 (これが俺の報い……いや、こんなのでは安すぎるか……身勝手な理由で、暁美ほむらやパンスト太郎を殺した俺は、地獄すらも生温い苦しみを……冥府で味わうのだろうな) これから訪れるであろう死に対する恐怖や、身体を焼かれる事による痛みは全く感じない。冷静な思考を出来ている事に、丈瑠自身も驚いていた。 (仏と言う者が本当にいるのなら……聞いてくれ。身勝手な俺はどうなっても構わない……ただ、流ノ介や十臓、それに暁美ほむらやパンスト太郎のような、殺し合いの犠牲になった者達を……どうか救って欲しい。皆、本当なら犠牲になってはいけない者達だったんだ) 結局、良牙には乱馬に我侭を押し付けた事やパンスト太郎を殺した一件を話せていない。最後の最後まで、自分は嘘を吐き続ける事になってしまった。もしも仏がいたとしても、こんな我侭など聞かないだろうと、丈瑠は思う。 それでも丈瑠には、死んでしまった皆が生まれ変わって幸せになってくれる事を願うしか出来ない。彼らには、もう取り返しの付かないことをしてしまったのだから。 (早乙女乱馬、涼村暁、相羽シンヤ、花咲つぼみ、響良牙、一条薫、村雨良、冴島鋼牙……そして、源太) そして己の最期が近いと悟った丈瑠は、まだ意識がある間に祈る。 愚かな自分と違って、彼らはこんな状況に屈することのない強さを見せていた。そして源太は今も何処かで、殺し合いに巻き込まれた多くの人々を守る為に戦っているはず。 本当なら自分だって彼らのように、誰かを守る為に剣を持たなければならなかった。そもそも、偽りの殿としての役目を終えたとしても人を守ることは出来た。 そうしなかったからこんな罰を受けることになったと、丈瑠は悟る。しかしそれを後悔する時間すら、彼には残っていない。 (どうか……生きてくれ……!) だから志葉丈瑠は最期にひたすらそう願った。 胸の中に、一切の嘘偽りを込めたりせずに。 ◆ 殺戮兵器にされた彼女は壊れていたはずだった。 もう死んだに等しい肉体を無理やり動かしているソレワターセは、ゼクロスやアクマロとの戦いで傷を負い、そこから追い討ちのようなウェザー・ドーパントの竜巻に飲み込まれたせいで、膨大なダメージを受けている。生命維持装置も修復不可能で、肉体の傷を癒す事もできない。故に、これ以上は指一つも動かせないはずだった。 それにも関わらずして、スバル・ナカジマはゆっくりと立ち上がってよろよろと歩いている。T-2ガイアメモリの力が、ドーパントとなった彼女に最後の力を与えていた。 しかしそれに気づく事はできず、奇跡と呼ぶに相応しい力を味わう暇も、今の彼女にはない。 壊れかかった身体は、既に痛みの感覚すらもなかった。これまでの戦いをどうやって乗り越えてきたのかも記憶になく、行動原理となっていた愛情すらも彼女から完全に抜け落ちている。元々の精神も、その身に取り込んだ者達の精神すらも、ダメージによって磨耗しきっていた。ここまで来ては、もうどんな手段を使っても心と身体を癒すことはできない。 それでもたった一つだけ、バイオレンス・ドーパントとなったスバルを支えている思いがあった。 「ティア……ティア……ティア……」 ここから少し先に、親友のティアナ・ランスターがいる。 どれだけ精神が壊れたとしても、ティアナの存在だけは決して忘れる事はできなかった。どんな過酷な目に遭おうとも、どれだけ傷付こうとも、親友の存在だけは消えなかった。 何故なら、ティアナこそが呪われた運命に終わりを齎してくれるのだから。正義感の強い彼女が全てを知ったら、迷わず撃ち抜いてくれるはず。 唯一にして最後の救いを掴む為だけに、彼女は歩いていた。終わりさえくれるのであれば、後はどうなったっていい。 少なくともこの時まで、彼女はそう思っていた。雷鳴が、彼女の鼓膜を刺激するまでは。 「ティア……ティア……ティ……ア……?」 壊れたテープレコーダーのように単調となっていた、口から発せられた言葉に変化が起こる。その途端、呆然としているティアナの脇に稲妻が落ちて、地面を破壊した。 「ティア……!」 それを目にして、彼女の足は自然に速くなる。傍から見れば歩いているに等しいが、それでもバイオレンス・ドーパントは走っているつもりだった。 そうして、また落雷が起こる。このままでは危ない。彼女に危険が迫っている。何としてでも、守らないといけない。何があっても、助けなければいけない。急がないといけない。彼女だけは、死んで欲しくないから。 ティアナはその虚ろな瞳で見上げてくる。もしかしたら、彼女はあたしのしたことを知ってしまい、失望しているのかもしれない。それがほんの少しだけ恐ろしく感じたけど、止まっている暇などなかった。 バイオレンス・ドーパントはティアナの盾になるように、大の字となる。すると、その巨体に稲妻が落ちて、一瞬で焼かれていった。 雷の熱によって、彼女の心と身体を支配していたソレワターセは焼失していく。多くの人々を苦しめた悪意の元はもう、限界が来ていたのだ。 「………………ッ!」 しかしそれは乗っ取られていたバイオレンス・ドーパントも同じで、声にならない悲鳴と共に身体がぐらりと揺れる。 そのままゆっくりと地面に崩れ落ち、ガイアメモリが排出された。それによって記憶が体内より消滅して、元のスバル・ナカジマという少女の姿を取り戻した。 しかし、彼女の見る世界はどんどん闇に飲み込まれていく。そんな中、痛みすらも消え去った肉体が揺さぶられるのを、スバルは感じた。 意識がはっきりとしないまま顔を上げると、ティアナの姿が見える。彼女の顔は碌に見えないが、何かを言っているようだった。必死に耳を澄ませるが、まともに聞こえない。 ただ、ティアナが無事である事だけは分かった。 「ティア……」 スバルは必死に言葉を紡ぐ。 伝えたい事はたくさんあるし、優しい親友を裏切ってしまった事を謝らなければいけなかった。だけど、全てを言う時間など残されていない。そして、それが罰である事を認める余裕すら、最早なかった。 だからせめて、これだけでも言い残さなければならない。 「無事で、よかった……」 最期にティアナ・ランスターを守る事ができた。呪われた運命の犠牲となった彼女にとって、最大の救いだった。 ティアナならば道を踏み外す事はないし、こんな過酷な殺し合いを強いられたとしても誰かの為に戦ってくれるはず。何故なら、彼女はとっても強いのだから。 その瞬間、胸の中からあらゆる絶望と悲しみが洗い流されていくのを感じて、スバル・ナカジマは笑みを浮かべながらゆっくりと瞳を閉じていく。 もう、彼女は涙を流すことなんて二度となかった。 ◆ 一体何が起こっているのか理解するのに、響良牙はほんの少しだけ時間がかかった。 一条の腕にいるアヒルはムースかと思っていたが、その正体は見知らぬ男。しかも彼は人間になった途端、アクマロという怪物の稲妻を受けてしまった。そしてあの鉄球のドーパントも、ゼクロス達が戦っていたあの少女を庇った。 その結果、彼らは死んでしまった。 「アヒルさん!」 「おい、君っ!」 焼け焦げになった男の元にキュアブロッサムと一条は駆けつける。二人は身体を揺さぶっているが、男からは何の反応もなかった。尤も、生身で落雷を受けては、どれだけ鍛えていようと関係ない。 動かなくなるのは必然。だが、良牙はその結果を受け入れることを拒んでいた。ただ、呆然と立ち尽くすしかできなかった。 「アヒルさん、アヒルさん、アヒルさん! 起きてください、アヒルさんっ!」 「そんな……どうして……俺なんかを庇って……っ!」 瞳から澎湃と涙を溢れさせるつぼみの叫びと、慙愧のあまりに項垂れる一条の言葉が聞こえてくる。だが、今の良牙にはどちらも遠く感じられた。 この島にいる全ての者に突きつけられている、死という名の運命。元の世界でも滅多になく、開幕の時にも見せられたその光景を、現実と信じたくなかった。 「ほう? ただのアヒルかと思いきや、まさかシンケンレッドだったとは……いやはや、これは驚きましたよ」 その最中、嘲りに満ちたアクマロの声が耳に届いた事で、良牙の意識は急激に覚醒する。そして身体をピクリと揺らしながら、ゆっくりと振り向いた。 「まあ、こちらとしては実に都合がよろしいですけどね……何せ、一番の邪魔を消すことができたのですから……」 「……なん、だと……!?」 アクマロの表情は微塵にも動かなかったが、それでも死人を侮辱している雰囲気を醸し出している。それを目にして、良牙の表情は一気に歪み始めた。 「てめえ、何言ってやがる……!?」 「何、恐れることなどありませぬ……すぐにあんたさんらも、後を追わせて差し上げましょう。血の池で、仲良く傷の舐め合いでもすればいいのです」 「何……!?」 あまりにも禍々しいアクマロの声がきっかけとなって、良牙の怒りは頂点に達する。 あの化け物は人を二人も殺しておきながらまるで悪びれもせず、それどころか喜んでいた。その姿が、良牙には加頭順やサラマンダーと重なって見えてしまう。 そして、彼の中で怒りがどんどん燃え上がっていった。 「ふざけ……!」 「ふざけんじゃないわよ!」 激高する良牙の言葉は、しかしそれを上回る少女の叫びによって遮られる。 小太刀が愛用しているのと似ているレオタードを纏った、ドーパントに変身した少女のものだった。それに気づいた良牙が振り向くと、名も知らぬ少女もまた憤激したように表情を歪ませている。 そのまま彼女は手に奇妙なカードを持って立ちあがった。 「クロスミラージュ!」 華奢な身体は眩い光に覆われた瞬間、叫んだ少女は走り出す。 すると輝きは一瞬で弾けて、別の衣服が纏われていた。レオタードは黒のインナースーツと純白のジャケットに変化している。そしてカードも一瞬で分裂した後に、ダガーナイフのような形となった。 「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「よせっ!」 オレンジ色の刃が太陽に照らされる中、少女はアクマロに向かって走っていく。それを見た良牙は止めようと動くが、視界の外から突風が吹きつけてきた。 あまりにも予想外の圧力によって身体は舞い上がって、視界が揺らぐ。そのまま地面に叩きつけられてから転がるも、良牙はすぐに体制を立て直した。 衝撃によって駆け巡る痛みに耐えながら振り向くと、ゼクロスと戦っていた白いドーパントが腕を向けているのが見える。つまり、今の突風は奴の仕業だったのだ。 そんなドーパントを目掛けてゼクロスは拳を振るうが、軽く避けられてしまう。そこからドーパントは突風をゼクロスの腹部に叩きつけて、一気に吹き飛ばした。 その光景を見て、あのドーパントは相当な実力者であると良牙は察するが、戦慄などしない。ここで少しでも恐れを抱いたら、みんなの足手纏いとなるからだ。 故に彼は気を取り直して、アクマロに突っ込んだ少女の方に再び振り向く。見ると、そこでは既に戦闘が始まっていた。 少女は獣のような咆哮をあげながら二本のダガーナイフを無茶苦茶に振るうが、アクマロはその手に構える刀で全て弾いている。 「よくも……よくもスバルを! 殺す、殺してやる!」 「ほう、スバルさんのお友達なのでしたか……なら、あんたさんも我が地獄へと送って差し上げましょう」 「黙れえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 少女は激情のまま刃を一閃するが、アクマロが横に素早く回りこんだことで簡単に避けられてしまう。 そのまま少女の脇腹が蹴られていくのを見て、危機を感じた良牙は疾走した。 恐らくあの少女は、スバルという奴の敵討ちをしようとするあまりに冷静さを失っている。だがそんな状態で戦っては、簡単に隙を突かれてやられるだけだ。 倒れる少女を前に、アクマロは刀を掲げる。それに目を見開いた良牙は、反射的に両腕を前に向けた。 「くっ……獅子咆哮弾!」 そして、圧縮した『重い気』を掌から勢いよく放出した。 轟音と共に放たれたエネルギーの塊は一直線に突き進むが、その行く先にいるアクマロは容赦なく刀を振り下ろしていく。 良牙の技が放たれたのと、アクマロの一振りが行われたのは全く同じタイミングだった。 ◆ ティアナ・ランスターは力なく地面に倒れていた。 起き上がろうとしても身体に力が入らず、それどころか奇妙な眠気と寒気に支配されていく。 あのアクマロと言う化け物を倒さなければならないのに、身体が言うことを全く聞かない。腕すらも、まともに動かなかった。 「……ス、バル……」 彼女は親友の名前を呼びながら、首をゆっくりと動かす。それだけは唯一、思い通りになったが喜ぶなんてできない。 目の前で横たわっているスバル・ナカジマは黒焦げになっていたが、それでも眠る様に穏やかな表情で笑みを浮かべている。それは、ティアナにとってあまりにも見慣れた屈託のない笑顔だった。 何があったのかは知らないが、彼女は既に瀕死の重傷となっていた。それにも関らず、その身を犠牲にしてでもこんな自分を助けて、そして死んでしまった。 『無事で、よかった……』 スバルの最期の言葉が脳裏に過って、ティアナの瞳から涙が零れ落ちる。 彼女の死に際を看取った瞬間、ティアナの中で得体の知れない感情が爆発して、これまで目指していた優勝への渇望が吹き飛び、代わりにアクマロへの殺意が湧き上がっていた。 だから、もう二度と使わないはずだったクロスミラージュを持って突っ込んだが、結果は無様な敗北。一矢報いることすらできなかったのだ。 元々の技量をアクマロが上回っていることもそうだが、度重なるガイアメモリの使用によって今の彼女は精神を破壊されている。それによって思考力が奪われてしまい、敗北という結果を招いてしまったのだ。 結論から言っておくと、響良牙の放った獅子咆哮弾は確かにアクマロを吹き飛ばしていた。しかし当たる直前、アクマロの持つ削身断頭笏はティアナの胸部を深く斬り裂いてしまっている。 当然、彼女はクロスミラージュで防御をしたが、アクマロの刀はそれを安々と破壊して、そのまま致命傷を負わせていた。 身体から溢れ出る血は留まることを知らず、バリアジャケットどころか辺りの地面に広がっていた。だが、当の彼女はその傷を痛みと感じることすら、最早ない。 もう、ティアナの命は尽きようとしていた。 「スバル……どうして、あんたはこんなあたしを……守ったのよ……?」 ティアナは必死に言葉を紡ぐが、それに答える者は誰もいない。 最愛の兄・ティーダ・ランスターの力を証明する為、ティアナは殺し合いに乗った。その思いに嘘はないし、誰が何と言おうと決して止まる気もなかったし、邪魔をするなら高町なのはやフェイト・テスタロッサ・ハラオウンでも殺すつもりだった。 しかし実際は、凡人である自分を嘲笑うかのように、運命は敗北ばかりを導いている。強くなりたいと思って井坂深紅郎という怪しげな男と手を組んだのに、結局裏切られた。 ガイアメモリやクロスミラージュも、この戦いで既に破壊されている。所詮、何の力もない凡人には味方なんて誰一人としておらず、ただゴミのように捨てられる運命しかないのだ。 (でも、スバルは……スバルだけは……スバルだけは、あたしを庇ってくれた……あたしは、そんなスバルを裏切ったのね……) きっとスバルはこんな自分を信じていたからこそ、あんな行動を取ったのだろう。こんな自分が機動六課の一員として、殺し合いを止めてみんなを助けてくれると思ったのかもしれない。 でも、そんな純粋な思いを踏み躙ったどころか、スバルを殺そうとすら考えていた。もしも違う状況で再会していたら、どんな汚い手段を使ってでも信頼を裏切っていたかもしれない。 少し前ならそれをしたところで何も感じなかっただろうが、今はとても心が痛んだ。 「……おい、しっかりしろ! おいっ!」 罪の意識が芽生えていた頃、ティアナは身体が大きく揺さぶられていくのを感じる。 すると、視界が闇に飲み込まれていく中、あの良牙と呼ばれた男の姿が微かに見えた。彼は、自分を心の底から心配しているような表情を向けていた。 まるで、ティーダ・ランスターのように。 「おい……おい! こんな……死ぬな……気をしっかり持て……!」 良牙はこちらを心配しているのだろうが、言葉は途切れ途切れにしか聞こえない。何とかして聞き取ろうとしたが、それは無意味だった。 (ここにもいてくれた……あたしのことを心配してくれている人達が……でも、あたしはこの人達までも裏切った……みんな、あたしのせいなんだ……) キュアブロッサムという少女やゼクロスという赤い戦士も、こんな自分に手を差し伸べてくれたのに、それを握らなかった。彼らの優しさを無碍にした報いがこれなのかもしれない。 でも、悔やんだ所でもう遅かった。 「ごめん、ね……」 許されないと知りつつも、ティアナは謝らずにはいられなかった。 響良牙だけではない。ゼクロスとキュアブロッサム、更に一条という男やこんな自分を守ってくれたスバル・ナカジマもそうだ。そして、最愛の兄であるティーダ・ランスターにだって謝りたかったが、思いが届く訳がない。 もしかしたら、最初からみんなを裏切らなければこうならなかったのかもしれない。そんな後悔を胸に抱きながら、ティアナ・ランスターは息を引き取った。 ◆ 「くそっ……なんで、なんでだよ……なんで、なんでこんな子が死ななきゃいけないんだ!?」 涙を流した少女がもう動かなくなったのと同時に、良牙は思いっきり地面を殴りつける。 何としてでも彼女を助けなければならなかったのに、結局はこの様だった。五代やさやかの時みたいに、間に合わなかったのだ。生命の苔は既に使ってしまったからもうどうにもならなかったなんて、言い訳にはならない。 ゼクロスとキュアブロッサムの頑張りを無駄にしたことが、良牙の心を激しく責め立てていた。 「ただの小僧が……よくもやってくれましたな」 「何……!?」 そんな良牙の耳に入ったのは、下手人であるアクマロの声。 振り向くと、獅子咆哮弾を受けたことで吹き飛ばされたアクマロが、よろめきながらも歩を進める姿が見えた。 そして、その姿を視野に入れた瞬間、またしても良牙の中で怒りが燃え上がっていた。 「許せませぬな、ここまで我を冒涜するとは……覚悟は宜しいですね?」 「それは……俺の台詞だ!」 アクマロも許せなかったが、それ以上に失敗を繰り返してしまう自分自身の不甲斐なさが許せず、良牙は走る。 次の瞬間、アクマロが掌を翳してくるのを見て、良牙もまた反射的に両腕を前に向けて獅子咆哮弾を放った。すると、アクマロより放出される稲妻と重い気の塊は衝突し、盛大な爆発を起こす。 轟音と共に生まれる衝撃によって良牙は軽く吹き飛ばされるも、そこからすぐに立ち上がった。だがその間で、アクマロはその手に持つ剣を構えながら疾走するのを良牙は見る。 一瞬で目前にまで迫ったアクマロは得物を横に一閃するが、良牙はしゃがむことで回避に成功。そこから、がら空きになった脇腹をめがけて回し蹴りを叩き込み、アクマロの巨体を微かに揺らす。それを好機と見た良牙は、右手で正拳突きを放った。 アクマロによって殺された三人のことを全く知らないが、誰かの為に行動をしていたのだから決して悪い奴らではない。あのドーパントになった少女だって、何か理由があるかもしれなかった。そんな彼らの思いを踏み躙ったアクマロは、ここで絶対に叩き潰さなければならない。 その決意を胸に良牙は拳打を続ける。だが、アクマロは戦い方を見切ったのか拳を避けて、そこから禍々しい形状の得物を振るってきた。その一振りを前に良牙は後退することで回避するが、そこからまた刃が横に一閃される。 彼はバックステップを取ることで避けるしかなかった。 (チッ、厄介な奴だな。だが、このままだとみんなが……!) アクマロの持つ鋭利な刃と掌から鋭く尖った爪の存在が、良牙に進撃を躊躇わせる原因となっていた。下手に接近戦を仕掛けても相手は武器を二つも持っているし、例えベルトを硬化させても役に立つとは思えない。だからといって距離を取ってはあの電撃が襲いかかる。 エターナルとはまた違った意味で厄介な相手だった。獅子咆哮弾を使おうとしても気を貯める一瞬の間に攻撃される恐れもあるので、下手に隙を見せられない。 故に、肉弾戦でどうにかアクマロにダメージを与えなければならないが、現実はあまりにも無情で、なかなか攻撃は当たらなかった。良牙は距離を取った所を狙うように、アクマロの蹴りが肉体に叩き込まれてしまい、微かな悲鳴と共に吹き飛ばされる。 すぐに立ち上がろうとしたが、既にアクマロが目前にまで迫ろうとしていた。だがその刹那、風を切る音と共に十字手裏剣が視界の外から飛び出し、アクマロの肉体に激突する。 続くようにゼクロスが現れて、動きが止まったアクマロの顔面を殴りつけた。 「ぐおっ!?」 潰されたような鈍い悲鳴を発したアクマロの巨体は、ゼクロスの拳によって一気に舞い上がる。 しかし一方のゼクロスはアクマロが地面に転がる様子を見向きもせずに、良牙の方に振り向いてきた。 「すまねえ、良!」 「良牙、こいつらは俺が引き受ける……お前はつぼみと一条を連れて、先に行け」 「はあっ!?」 ゼクロスが口にした予想外の言葉によって、良牙は目を大きく見開いてしまう。 「お前、何のつもりだ!?」 「言葉の通りだ。奴らは俺が倒す……お前はその隙に、二人を連れて行けといったんだ」 「それは俺が足手纏いってことか!? 気持ちは有り難いが、俺はまだ戦える……!」 「ここで二人を守れるのは、お前しかいない!」 「何!?」 「このまま戦いを長引かせては、また奪われてしまう……それに、お前が守ろうとする人はどうなる!?」 そう問いかけられた途端、良牙の脳裏にあかねの姿が浮かび上がる。 確かにゼクロスが言うように、このまま戦いを長引かせてはあかねが心配な上にキュアブロッサムと一条の二人が危ない。無論、簡単に負けるつもりはないがここにいる敵達は強く、ゼクロスが言うように一歩間違えばまた犠牲者が増える恐れがある。 しかし、だからといって彼の言葉を簡単に受け入れることはできなかった。 「だが、お前はどうするんだ!? こいつらを相手に、一人でどうにかなるのかよ!?」 「急げ! 五代の為にも……二人を守るんだ!」 その叫びを残して、ゼクロスは電磁ナイフを構えながら怪物達に向かって走り出す。 そんなゼクロスを良牙は止めようとしたが、五代の名前を聞いた途端にそれができなくなる。ゼクロスが言うには、五代は最期にみんなの笑顔を守ってと語っていたらしい。 あんな優しい男の遺志を尊重するならば、尚更キュアブロッサムと一条を守らなければならなかった。 「……わかった! だが、お前も絶対に死ぬなよ! そこまで言ったからには、良も俺達の前に戻ってこなかったら、許さないからな!」 だから良牙もまた、強く叫びながらゼクロスから背を向けて走る。 そのまま支給品を回収しながら、名も知らぬ男の死に泣くキュアブロッサムを守るように立っている一条の前に辿り着いた。 「急ぐぞ、二人とも!」 「しかし村雨君が……!」 「あいつなら大丈夫だ! だから今は急いでくれ!」 その返事を遮った良牙は、一条とキュアブロッサムの手を引いて走り出す。 彼らも本当なら逃げ出したくないだろうし、その意思を尊重したい気持ちはあるが、やはり生身の人間でしかなかった。 それに二人が死んでしまっては五代とさやかが悲しんでしまう。亡くなった彼らの為にも、二人は何としてでも守らなければならなかった。 (すまねえ……俺がふがいないせいで、あんたらを守れなくて……) そして良牙は、アクマロに殺されてしまった三人のことを思いながら、ひたすら走り続ける。 ゼクロスが……村雨良が生きてまた自分の前に現れてくれることを強く願いながら。 ◆ 「くそっ……冴島邸はまだなのか?」 二人を連れた良牙は我武者羅に走った後、そう呟いた。 当初の目的地である冴島邸を目指したつもりだが、一向にそれらしき建物は見えない。周りには、相変わらず木々と植物が広がるだけだった。 彼は気づいていないが、焦って疾走したせいで道を間違えてしまっていた。その結果、本来の道を大きく外れてしまい、E―6エリアに辿り着いてしまっている。冴島邸は勿論のこと、呪泉郷とも正反対だった。 しかし一概にそれが間違っているとも言い難い。良牙が探している天道あかねは既に呪泉郷から離れていて、今は市街地に辿り着いている。 加えて街には早乙女乱馬もいて、更に言うならキュアブロッサムが探している明堂院いつきや蒼乃美希、そして山吹祈里もいた。故に、結果としては捜し求めている人達に近付けたのだが、本当に出会えるかはまた別の話。 「響君、少し待ってくれ!」 「あっ……悪い」 やや息を切らせている一条を見て、良牙は思わず足を止めてしまう。 警察官である彼も人並み以上の体力はあるが、それでも無理をさせてはいけない。それにキュアブロッサムだって、目の前で立て続けに人が死んだのだからショックが大きいはずだった。 逃げることばかりに集中して、細かい配慮ができなかったことを良牙は悔やむ。 「つぼみ……その、大丈夫か?」 「……心配してくれてありがとうございます。でも、私なら大丈夫ですから。ごめんなさい、私がしっかりしないといけないのに……」 「そうか……」 キュアブロッサムの様子は先程よりも落ち着いたようだが、それでも悲しんでいることに変わらなかった。 親友を二人も失うだけでなく、目の前で人が何人も死んでしまうなんてこんな子供には耐え難い出来事のはず。本当なら悲しんでもいいのに、キュアブロッサムは気丈にも耐えていた。 そんな彼女の為に、俺は一体何ができるのか……不意に良牙はそう考えてしまう。 その時だった。 「物音がすると思って来てみれば……まさか、お前がいるとはな」 足音と共に聞き覚えのある声が聞こえて、良牙は思案するのを止めて顔を上げる。 そのまま振り向いた瞬間、彼は目を見開いてしまった。漆黒のマントを羽織った純白の異形が、黄金色の瞳を輝かせながら木々の間より現れたため。 それはこの地に放り込まれた良牙が最初に戦った敵、仮面ライダーエターナルだった。 「てめえは……エターナルかっ!?」 「てっきりくたばったかと思ったが、まだ生きていたか……まあ、それならここで殺してやるだけだが」 「何だと……!?」 殺意に満ちた嘲笑を仮面から零すエターナルは、ナイフの切っ先を向けてくる。木漏れ日によって照らされる刃からは凄まじい殺気が放たれていた。 それを見た良牙は思わず戦慄してしまい、額から汗を流してしまう。自分よりも強い相手と再び遭遇する羽目になった上に、アクマロ達の戦いで消耗している。 数で勝っていてもあまり意味はない。何故なら、採掘場でもエターナルはその不利をひっくり返していたのだし、何よりも二人を戦わせられなかった。 あの時は不意打ちからの獅子咆哮弾でどうにか危機を乗り越えたが、それが何度も通用するとは限らない。 だから今は、二人を何とかして逃がさなければならなかった。 「くっ……おい一条! つぼみを連れてここから……!」 「いいえ、私は逃げません! 良牙さん、私も一緒に戦います!」 しかしそんな良牙の言葉を遮るように、キュアブロッサムが前に出る。 彼女の瞳からは数秒前とは打って変わって、強い闘志が放たれているように感じられた。 「何を言ってやがる!? あいつは簡単に倒せる相手じゃねえ、だからここはお前達だけでも逃げろ!」 「嫌です! ここで逃げたら、私は村雨さんを裏切ってしまいます! それにえりかやさやかにも、みんなを守るために戦うって約束しましたから!」 「お前……」 彼女の意思をぶつけられたことで、良牙は何も言えなくなる。 こうなってはもう何を言ってもキュアブロッサムは聞かないかもしれない。例え一条が連れて行ったとしても、戻ってくるだろう。 こんな女の子を戦わせるのは心苦しくなるが、それならば死なせないように戦うしかなかった。 「そうか……だが、無理をするな。それだけは約束してくれ!」 「良牙さんも、無理をしないてくださいよ!」 「わかってる! 一条、少しでも危なくなったらつぼみだけでも何とか逃がしてやってくれ!」 「ああ!」 一条が頷いた後、良牙はキュアブロッサムと共にエターナルを睨む。 表情は白い仮面で覆われているので伺えないが、どうせこちらを見下しているのだろうと良牙は考える。ならば、仮面を叩き割ってその面をぶん殴ってやらなければ、気が済まなかった。 「最期の馴れ合いを楽しんだようだな……なら、俺がお前達を纏めて地獄に落としてやろう。さあ、パーティーを始めるか!」 「やれるものなら、やってみやがれ!」 もうこれ以上、誰も殺させたりしない。花咲つぼみと一条薫は勿論、早乙女乱馬や天道あかねを始めとした多くの人達も。 仮面ライダーエターナルからみんなを守るという、強い決意が篭った響良牙の叫びが戦いのゴングとなった。 【1日目/昼】 【E―6/森】 【大道克己@仮面ライダーW】 [状態]:疲労(小)、腹と背中を中心とするダメージ(小)、仮面ライダーエターナルに変身中。 [装備]:ロストドライバー@仮面ライダーW+エターナルメモリ、エターナルエッジ、昇竜抜山刀@侍戦隊シンケンジャー [道具]:支給品一式×3、プリキュアの種&ココロパフューム@ハートキャッチプリキュア!、破邪の剣@牙浪―GARO―、ランダム支給品1~5(十臓0~2、えりか1~3)、細胞維持酵素×2@仮面ライダーW、グリーフシード@魔法少女まどか☆マギカ、歳の数茸×2(7cm、7cm)@らんま1/2 [思考] 基本:優勝し、自分の存在を世界に刻む。 0:目の前の三人を殺す。 1:とりあえずダークプリキュアは無視し、他の参加者を殺す。 2:T2ガイアメモリを集める。 3:京水と会ったら使ってやる。もしくはメモリを奪う。 4:プリキュアや仮面ライダーは特に優先的に殺害する。 [備考] ※参戦時期はマリア殺害後です。 ※良牙を呪泉郷出身者だと思ってます。 ※プリキュアは食事、水分の摂取を必要としない可能性を考えています。ダークプリキュアの一件から、プリキュアはただの人間だと考えていない可能性もあります。 【響良牙@らんま1/2】 [状態]:全身にダメージ(中)、負傷(顔と腹に強い打撲、喉に手の痣)、疲労(中)、五代の死に対する悲しみと後悔 [装備]:なし [道具]:水とお湯の入ったポット1つずつ(お湯変身3回分消費)、秘伝ディスク@侍戦隊シンケンジャー、ガイアメモリ@仮面ライダーW、支給品一式、ムースの眼鏡@らんま1/2 [思考] 基本:天道あかねを守る 0:つぼみと一条を守る為にエターナルを倒し、それから冴島邸へ向かう。 1:天道あかねとの合流 2:1のために呪泉郷に向かう 3:ついでに乱馬を探す [備考] ※参戦時期は原作36巻PART.2『カミング・スーン』(高原での雲竜あかりとのデート)以降です。 ※良牙のランダム支給品は2つで、秘伝ディスクとガイアメモリでした。 なお、秘伝ディスク、ガイアメモリの詳細は次以降の書き手にお任せします。 支給品に関する説明書が入ってる可能性もありますが、良牙はそこまで詳しく荷物を調べてはいません。 ※シャンプーが既に死亡したと知りました。 ※シャンプーの要望は「シャンプーが死にかけた良牙を救った、乱馬を助けるよう良牙に頼んだと乱馬に言う」 「乱馬が優勝したら『シャンプーを生き返らせて欲しい』という願いにしてもらうよう乱馬に頼む」です。 ※道を間違えて市街地に向かっていますが、良牙はまだそれに気づいていません。 【花咲つぼみ@ハートキャッチプリキュア!】 [状態]:疲労(中)、ダメージ(小)、加頭に怒りと恐怖、強い悲しみと決意、キュアブロッサムに変身中 [装備]:プリキュアの種&ココロパフューム [道具]:支給品一式×3、鯖(@超光戦士シャンゼリオン?)、スティンガー×6@魔法少女リリカルなのは、さやかのランダム支給品0~2 [思考] 基本:殺し合いはさせない! 0:良牙さんと一緒に戦って、エターナルを倒す。 1:仲間を捜す、当面はD-5辺りを中心に探してみる。 2:南東へ進む、18時までに一文字たちと市街地で合流する [備考] ※参戦時期は本編後半(ゆりが仲間になった後)。DX2および劇場版『花の都でファッションショー…ですか!? 』経験済み そのためフレプリ勢と面識があります ※溝呂木眞也の名前を聞きましたが、悪人であることは聞いていません。鋼牙達との情報交換で悪人だと知りました。 ※良牙が発した気柱を目撃しています。 ※プリキュアとしての正体を明かすことに迷いは無くなりました。 ※サラマンダー男爵が主催側にいるのはオリヴィエが人質に取られているからだと考えています。 ※参加者の時間軸が異なる可能性があることに気付きました。 ※この殺し合いにおいて『変身』あるいは『変わる事』が重要な意味を持っているのではないのかと考えています。 ※放送が嘘である可能性も少なからず考えていますが、殺し合いそのものは着実に進んでいると理解しています。 【一条薫@仮面ライダークウガ】 [状態]:疲労(小) [装備]:滝和也のライダースーツ [道具]:支給品一式×2、ランダム支給品2~5(一条分1~2確認済み、五代分1~3未確認)、警察手帳、コートと背広、アークル [思考] 基本:民間人の保護 0:警察として、人々を守る 1:エターナルを倒す。もしもつぼみが危険になったら、彼女を連れて逃げる。 2:良牙と共に呪泉郷へと向かう 3:魔戒騎士である鋼牙の力にはある程度頼る 4:他に保護するべき人間を捜す 5:未確認生命体に警戒 ※参戦時期は少なくともゴ・ガドル・バの死亡後です ※殺し合いの参加者は異世界から集められていると考えています。 ※この殺し合いは、何らかの目的がある『儀式』の様なものだと推測しています。 ※アークルはほぼ完全な状態であるため、五代のようにこれを使用して変身することはできるかもしれません。 時系列順で読む Back 解放(2)Next 解放(4) 投下順で読む Back 解放(2)Next 解放(4) Back 解放(2) 溝呂木眞也 Next 解放(4) Back 解放(2) 冴島鋼牙 Next 解放(4) Back 解放(2) 一条薫 Next 解放(4) Back 解放(2) 村雨良 Next 解放(4) Back 解放(2) 響良牙 Next 解放(4) Back 解放(2) 花咲つぼみ Next 解放(4) Back 解放(2) 志葉丈瑠 Next 解放(4) Back 解放(2) スバル・ナカジマ Next 解放(4) Back 解放(2) ティアナ・ランスター Next 解放(4) Back 解放(2) 井坂深紅郎 Next 解放(4) Back 解放(2) 大道克己 Next 解放(4) Back 解放(2) 筋殻アクマロ Next 解放(4)